2010年 10月 24日
加計呂麻島 DAY5 ~最終日~
5日目。
天候、晴れ。
今日は、この島を発つ日。
今朝は釣りに行かないで、のんびりと、宿の周囲を散策することにした。
海を臨むウッドデッキ。
デッキからは、もちろん今日も、宿のご主人の釣り仕掛けが海に向かって伸びている。
ハウスの敷地回りと、付近を散歩してみる。
:
ウッドデッキの下から。
朝食のテラスから。
ハウスを出て、少し近所も歩いてみる。
:
二輪の月下美人。
昨夜は満月だったので花が開いたようだ。
近所のベーカリー。石窯焼きのパン屋さん。
島外から移住した人が開いたお店だそうだ。
ちょうど朝一番に焼き上がった分があったので、いくつか買って、ハウスに戻る。
:
ハウスの番犬君。ちっさいが勇気ある戦士(?)
毎日クルマを出そうとするとき、進路の前を平気で歩いてたよね、君。
来々夏ハウスは、木々と花に囲まれた宿。
日常のことを忘れて南の島を堪能するには、こういう場所でなくっちゃね。
:
朝食後、身支度をし、いよいよ来々夏ハウスとお別れ。
御世話になった宿の皆さんにお礼の挨拶を告げる。
4泊5日も過ごしたので、さすがに名残惜しく、少しご主人と言葉を交わす。
「滞在中、ずーっと晴れで良かったです。夜中に雨が降ったことはあったけど、日中は毎日晴れでしたし。」
「こういうのはけっこう珍しい。幸運でしたね。」
「また来ます。」
「また来てください。」
番犬君を避けながら車を出し、いつもよりゆっくりした速度で宿を後にする。
奄美を発つフライトは夜の最終便。
それに間に合うための加計呂麻島~奄美大島間フェリーは14:30。
まだこの島を楽しむ時間は残っている。
僕らは、2日目と4日目に来た「お気に入りのシャロー」へ、最後にもう一度行ってみることにした。
:
今日も、かわいい南国の魚たちが、僕らの相手をしてくれる。
今日は潮が左から右に流れていて、魚が右から入ってきてるな・・・
そんなことを考えながら、残り少ないひとときを、フライロッドを振って満喫する。
そして最後に、この海からの素敵な贈り物。
海亀が、僕らのすぐ傍らを、ゆっくりと泳いで通り過ぎていく。
妻がカメラでそれを追いかける。
こんな光景に出合えたのだから、これ以上望むのは贅沢。
名残は尽きないけれど、これでロッドをしまうことにしよう。
:
今日のランチも「5mile」。
昨日、従兄に案内してもらったお店・・・なんだけど、すでに常連になった気分。
島の魔法かな。
食事を終え、常連っぽく店に居座って、島時間の余韻を楽しむ。
・・・とはいえ、フェリーの時間には間に合わねば。
自分に言い聞かせて港へ向かう。
:
フェリーは定刻より少し遅れて出発した。
来た時とは逆の方向へ船が向かう。
思わず後ろを振り返る。これで本当に加計呂麻島とお別れ。
そんな思いに整理がつく間もなく、船は古仁屋港に着いてしまう。
5日ぶりに見る古仁屋の街並みは・・・なぜか都会に感じてしまう。
加計呂麻島は、まさしく別世界だった。
島を出た今、そう理解できた。
:
古仁屋から奄美空港へ向かう途中、高台から展望する加計呂麻島。
初めて来た島。
日常と切り離された別世界。
僕たちは5日間、あの島で過ごした。
そしてまた一つ、帰るべき場所が増えた。
(終わり)
天候、晴れ。
今日は、この島を発つ日。
今朝は釣りに行かないで、のんびりと、宿の周囲を散策することにした。
海を臨むウッドデッキ。
デッキからは、もちろん今日も、宿のご主人の釣り仕掛けが海に向かって伸びている。
ハウスの敷地回りと、付近を散歩してみる。
:
ウッドデッキの下から。
朝食のテラスから。
ハウスを出て、少し近所も歩いてみる。
:
二輪の月下美人。
昨夜は満月だったので花が開いたようだ。
近所のベーカリー。石窯焼きのパン屋さん。
島外から移住した人が開いたお店だそうだ。
ちょうど朝一番に焼き上がった分があったので、いくつか買って、ハウスに戻る。
:
ハウスの番犬君。ちっさいが勇気ある戦士(?)
毎日クルマを出そうとするとき、進路の前を平気で歩いてたよね、君。
来々夏ハウスは、木々と花に囲まれた宿。
日常のことを忘れて南の島を堪能するには、こういう場所でなくっちゃね。
:
朝食後、身支度をし、いよいよ来々夏ハウスとお別れ。
御世話になった宿の皆さんにお礼の挨拶を告げる。
4泊5日も過ごしたので、さすがに名残惜しく、少しご主人と言葉を交わす。
「滞在中、ずーっと晴れで良かったです。夜中に雨が降ったことはあったけど、日中は毎日晴れでしたし。」
「こういうのはけっこう珍しい。幸運でしたね。」
「また来ます。」
「また来てください。」
番犬君を避けながら車を出し、いつもよりゆっくりした速度で宿を後にする。
奄美を発つフライトは夜の最終便。
それに間に合うための加計呂麻島~奄美大島間フェリーは14:30。
まだこの島を楽しむ時間は残っている。
僕らは、2日目と4日目に来た「お気に入りのシャロー」へ、最後にもう一度行ってみることにした。
:
今日も、かわいい南国の魚たちが、僕らの相手をしてくれる。
今日は潮が左から右に流れていて、魚が右から入ってきてるな・・・
そんなことを考えながら、残り少ないひとときを、フライロッドを振って満喫する。
そして最後に、この海からの素敵な贈り物。
海亀が、僕らのすぐ傍らを、ゆっくりと泳いで通り過ぎていく。
妻がカメラでそれを追いかける。
こんな光景に出合えたのだから、これ以上望むのは贅沢。
名残は尽きないけれど、これでロッドをしまうことにしよう。
:
今日のランチも「5mile」。
昨日、従兄に案内してもらったお店・・・なんだけど、すでに常連になった気分。
島の魔法かな。
食事を終え、常連っぽく店に居座って、島時間の余韻を楽しむ。
・・・とはいえ、フェリーの時間には間に合わねば。
自分に言い聞かせて港へ向かう。
:
フェリーは定刻より少し遅れて出発した。
来た時とは逆の方向へ船が向かう。
思わず後ろを振り返る。これで本当に加計呂麻島とお別れ。
そんな思いに整理がつく間もなく、船は古仁屋港に着いてしまう。
5日ぶりに見る古仁屋の街並みは・・・なぜか都会に感じてしまう。
加計呂麻島は、まさしく別世界だった。
島を出た今、そう理解できた。
:
古仁屋から奄美空港へ向かう途中、高台から展望する加計呂麻島。
初めて来た島。
日常と切り離された別世界。
僕たちは5日間、あの島で過ごした。
そしてまた一つ、帰るべき場所が増えた。
(終わり)
by haripapa
| 2010-10-24 18:43
| 南の島