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加計呂麻島 番外編「来々夏ハウス御主人の釣り」

来々夏ハウス(ココナツハウス)のご主人、島内でも有名な大物釣師らしい。

釣りのスタイルは、陸からのブッコミ。
餌を付けた仕掛けを沖に投入して、魚信を待つ。

ただし、仕掛けは大物様限定なので、大がかりである。


システム要素、その1。
ロッド&リール。
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これって、どういうジャンルのタックルなんでしょうか? 磯釣り用?
リールに巻いてあるラインは、見た感じで説明すると、マスタリー・ボーンフィッシュ・インターミディエイト(透明なやつ)・・・のヘッド部分と同じくらいの太さ。
その先に、オモリと、取りえず市販で一番でかそうな鉤が付いてる。
餌は、オジサンとか、グルクンとか、ムロアジとか。


システム要素、その2。
シットオントップ・カヤック。
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陸からのブッコミ釣りなんですが、こんなシステム投げられるわけないので、カヤックで沖合100メートルくらいの必釣ポイントまで先端の仕掛け部分を持っていって、そこで投入して帰ってくる。
あ、この作業のときは、リールのブレーキをオフにしておくのをお忘れなく。


システム要素、その3。
来々夏ハウスのウッドデッキ。
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システムというより、もはや設備。
御食事やパーティ用のデッキですが、写真向かって一番奥のところ・・・


システム要素、その4。
御主人自作のロッド固定リグ。
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デッキのコーナーにホルダーを据え付け、ロッドをセット。
さらにロッドをロープで固定してます。


御主人が語ること、いまから6年前・・・。
いつも通り仕掛けを投入し、ホルダーにロッドをセット。
そのままに仕事に戻る。
魚信はロッド先端の鈴が鳴るので、仕掛けは放置しておいて問題なし。
いいかげん放置しても魚信がない時は、付け餌がカニや小魚に食われてなくなっているパターンが多いので、様子はどうかとチェックしようとしたところ・・・

竿がない。
はて?
あ、宿泊のお客さんが使ってるのかな?
って、いやいや、そんなはずないか。
・・・(悩むこと約30分、そして突然気づく)
え? まさか!?
ウッドデッキのすぐ下、砂浜を覗いてみると、そこには1本の細い溝が。
え? え? えええええー?


そう、その通り。
お宝のロッド&リール(6万円相当)は、海の神様が供物としてお取り上げになられたのでした。

御主人、その後も数日は茫然とした状態が続き、諦めても諦められず、リールくらいは回収できないかと、地元の潜水漁師さんにも頼んで海中を見てもらったところ、砂浜から始まる1本の細い溝が海底にも延々と先まで続いていて、タックル一式はどこにも見当たらなかったとのこと。

もちろんこれで釣りをやめるはずもなく、島内の釣り人をあたって同じような竿を中古で譲ってもらったそうです。
以後、ロッドをロープで固定するようにしたという話。

ところが不思議なもので、入手した竿と新調したリールで釣りを再開したときから急にハウス前のワンドで大型ヒラアジが釣れるようになったらしい。

どうやら海への奉納の効果はあったようで。
危険なので良い子の皆さんは真似をしないようにしましょう


この釣りは、ポイント選びはともかく、回遊してくる魚の都合もあるので、そうそう頻繁に大物がかかるわけでもない。
最近は海の状況は良くないのか、月一回くらいしか良い魚信がないそうな。

年間100日くらいハウスでアルバイトしているルアーマン君も、いまだに御主人が釣ったシーンを見ていないという。

そんな希少タイミングになかなか巡りあうのは難しいはずなのだが、2日目の夜、その瞬間がやってきた。

御主人、ガッツポーズ。
でかタマン、ゲッツ。
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さも自分が釣ったかのごとく、記念撮影する人。
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70センチくらいですなー。
でかいわ。

こうして釣った海の幸は、御主人が料理して宿泊客らにふるまってくれるのです。
ありがたや。


以上、番外編「その1」でした。
(え、「その2」があるの?)


加計呂麻リポートはまだまだ続くよ!
by haripapa | 2010-10-03 15:07 | 南の島